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『友人代表しスピーチで頭真っ白』

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『友人代表のスピーチで頭真っ白』
皆さんは友達の結婚式のスピーチを頼まれた事はございますか?
私は22歳の頃(今から25年前以上前に)、友達の結婚式で友人代表のスピーチを頼まれました。
その時は友達のたっての頼みだったので、快く引き受けましたが、人前で話したことがなかった私はその後簡単に後悔しました。しかし、引き受けたからにはしっかり準備をしようと思いました。
彼とは中学からの大親友です。
彼とはいろんな悪いことをしました。
中学在学中に校舎に忍び込んで、お互いの好きな女の机の中をチェックしたりしました。(その後それが先生にバレ、メッチャ怒られました)
式が始まり乾杯の挨拶の後、友人のスピーチが始まります。
司会のお姉さんから友人代表の言葉ですと紹介を受け私の名前がコールされました。
私は昔私マイクの前に立って深くお辞儀をしました。そしてスピーチを始めました。
「本日は〇〇君、〇〇さんご結婚おめでとうございます」ここまでは良かったんですが、会場の皆さんが注目しているのですごく緊張し始めました。その途端、私は頭が真っ白になりました。いわゆる"飛んだ!"と言うやつです。
私はマイクの前で30秒ぐらい黙っていました。もういてもたってもいられないそんな状況で逃げ出したくなるくらい足がガクガクしてきました。
『もう、あかん』
そんな時に友達の新郎が、私にこう言いました。
「誰もお前の話なんか聞いてねえよ」
と言い放った途端、会場が笑いの渦に巻き込まれました。
確かに俺の話なんか聞いてないし、主役は俺ではない。そう思った途端に、フーッと力が抜けて、例の忍び込んだ話などを話して笑いをとったり、最後には彼に伝えたい日頃の思いや感謝を伝えることができました。
緊張していた時、どこに気が集中していたのでしょう?
そして話をスムーズにすることができたときにはどこに気が行っていたのでしょう…。
『自意識と他意識』
私は美容師をしています。
お店には数々のヘアケア商品が並んでいます。商品はお客様の望みやお悩みを解決するものばかりです。
私は昔まだ美容師を始めたばかりの頃はヘアケア商品をお客様に紹介するのがとても苦手でした。
どうして苦手だったんでしょう?
気持ちを自分に向ける。
気持ちを目の前の人に向ける。
どちらも正しいですね。
大げさに言ったりせずに、自分の経験や事実をそのまま伝えればいいのかもしれませんね。