主な目的
育毛成分を浸透させるための重要な準備
毎日のシャンプーで洗い残してしまう汚れ、日し、毛穴のつまり、バイオフィルムは、頭皮のトラブルや炎症等に繋がるだけでなく、育毛成分の浸透を阻害します。
いつもサポートスパで、育毛成分を浸透させるためには、浸透を阻害する汚れ等を取り除かないと、十分な効果を発揮することができません。
汚れ | 原因 |
洗い残し | ●シャンプーのすすぎが短い ●洗い残しやすい部分がある |
皮脂 | ●頭皮は皮脂腺が全身で最も多い ●頭皮の皮脂は、夏よりも冬の方が多い |
毛穴の詰まり | ●皮脂と角質(タンパク質)が混ざって固まったもの |
バイオフィルム | ●頭皮の常在菌のバランスが崩れるとつくられる ●悪玉菌・黄色ブドウ球菌がつくる細菌の集合体で、多糖・タンパク質などから出来ている |
育毛成分の浸透を阻害する汚れとは?
【しっかりと皮脂が取れるシャンプーを知りたい人はこちら】
【しっかりと皮脂が取れるシャンプーを知りたい人はこちら】
洗い残しの汚れとは、残留・蓄積する汚れやスタイリング剤と洗い流したシャンプー成分のこと。これはシャンプーのすすぎが短く、流しきれていないことが主な原因です。 またシャンプーをするときに、上を向くか下を向くかによって洗い残しやすい部分があります。 上を向いてシャンプーする場合は後頭部と側頭部が、下を向いてシャンプーする場合は前頭部と側頭部が荒い残しやすい部分になります。 頭皮は皮脂腺が全身で最も多く、皮脂の分泌物量が多い部分です。 夏は皮脂の分泌量が多いがサラサラしていて、さらに汗と混ざって髪に移りやすい特性があります。 |
対して冬は個体脂が多く髪に移りにくいため、頭皮に残る皮脂量が多くなります。 また、髪が細かったり、少なかったりすると、皮脂が移行する毛髪の表面積が小さいため、同じ皮脂分泌量の場合、より頭皮に残りやすいと考えられます。 毛穴のつまり(角栓)は、皮脂と角質(タンパク質)が混ざって固まったものです。 角栓は、皮脂が過剰に分泌された時や、頭皮のターンオーバー(新陳代謝)が乱れて本来は剥がれ落ちる皮脂層が固まってたときにできます。 バイオフィルムは、頭皮の常在菌のバランスが崩れ、増えた悪玉菌・黄色ブドウ球菌が作る細菌の集合体で多糖・タンパク質などからできています。バイオフィルムができると頭皮を覆うため炎症が起こりやすくなります。 |
育毛スパ(ヘッドスパ)における頭皮洗浄
【頭皮の詰まりはこれでチャックしております】
【頭皮の詰まりはこれでチャックしております】
除去法 | 成分 | 取り除く汚れ |
シャンプーと加温ミスト | アニオン界面活性剤 非イオン界面活性剤 |
洗い残し、皮脂、毛穴の詰まり |
クレンジング剤 | アニオン界面活性剤 非イオン界面活性剤 溶剤 |
洗い残し、皮脂、毛穴の詰まり |
酵素 | タンパク質分解酵素(アプローチアーゼ) 脂肪分解酵素(リパーゼ) 糖分解酵素(アミラーゼ) |
古い角質、毛穴のつまり、バイオフィルム 皮脂、毛穴の詰まり バイオフィルム |
機能水 | マイクロバブル(ファインバブル) 高濃度炭酸泉 |
洗い残し、皮脂 洗い残し、皮脂、毛穴の詰まり |
頭皮の汚れを取り除く 育毛スパの頭皮洗浄では、クレンジング剤、酵素、機能水により、毎日のシャンプーでは取れない皮脂の汚れを取り除きます。 代表的な手順はシャンプーを塗布した後にスチームやミストで顔をして、シャンプーだけでは落ちない洗い残し汚れや皮脂、毛穴のつまりを浮かせて取り除く流れです。 クレンジング剤は、アニオン界面活性剤と非イオン界面活性剤、溶剤の力により、シャンプーだけでは落ちない洗い残し汚れや皮脂、毛穴の詰まりを浮かせて取り除きます。 酵素は特定の汚れを分解して取り除きやすくする役割で、タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)、皮脂分解酵素(リパーゼ)、糖分解酵素(アミラーゼ)があります。 |
古い角質はタンパク質分解酵素で、皮脂は脂肪分解酵素で分解します。毛穴のつまりはタンパク質と皮脂でできているので、タンパク質分解酵素と脂肪分解酵素で分解します。 バイオフィルムは多糖・タンパク質などからできているので、糖分解酵素とタンパク質分解酵素で分解します。 理美容で使われている機能水の代表的なのは、マイクロバブルと高濃度炭酸泉がありどちらも洗浄力があるのが特徴。 マイクロバブルは、直径1〜2mmある普通の泡の1/1000〜1/100程度の大きさで、1〜100μmと非常に小さい泡です。洗い残しや皮脂を取り除きます。 高濃度炭酸泉は、水に炭酸を500〜900ppm程度が溶かしてある水で、洗い残しや皮脂、毛穴の詰まりを取り除きます。 |